ノスタルジックで切ない気持ちにさせる、なかなか良い映画でしたね。

公開以来3年に1度の割合でTV放映もしているみたいなので、そろそろまた地上波で放映してくれないかなぁ。
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ですが・・・。
ジブリ映画も良いけれど、昭和40年代生まれの私がドはまりした「コクリコ坂から」は、こっちなのです。

原作:佐山哲郎さん・作画:高橋千鶴さんによる、講談社の少女漫画雑誌「なかよし」に1980年に連載されていた少女漫画。
当時まだ私は小学校低学年だったので、ストーリーがイマイチよく分かってないながらも大好きで読んでましたね。
その後、高校生になってもまだなかよしを愛読するちょっと痛い少女だった私は、長年高橋千鶴さんの作品のファンでした。
コクリコ坂からをはじめ、今でも何冊かコミックス持ってますね。
「翼ちゃんのト音記号」「プルルンコーヒーゼリー」「ミルキー☆レディ」「きゃらめるフィーリング」「さくらんぼデュエット」
この辺全部持ってます。今も実家の本棚に眠ってるはず。
あ、「丸の内コットンクラブ」も持ってるな。あれ面白かった。
ニューハーフ趣味を持つ大企業の社長に、普通のOLが都都逸の真髄を叩き込むお話。
お正月に帰省した時また読み返そうかな。
高橋千鶴さんは途中から少女漫画家からレディコミ誌へ活躍の場を移されたみたいですが、最近はもう執筆されてないのかな?
昭和の正統派少女漫画は本当に面白かったなぁ。
さて、この「コクリコ坂」ってどこにあるか知ってます?
ジブリ映画だけ観た人は、きっと横浜って思うんじゃないかな。
ブー! はずれです。
実は、コクリコ坂は文京区大塚にあるのですよ^^
茗荷谷駅から徒歩5分。
お茶の水女子大学の敷地横沿いを音羽方面に下る坂道です。

コクリコ坂のモデルになったこの坂道。
正式には「附属横坂」(付属?)と呼称するらしいです。
この坂道沿いには、筑波大学附属中学・高等学校や、お茶の水女子大学、その他音羽中学や跡見学園など沢山の学校があるから。
附属横坂って呼ぶのですって。
うわー(;´∀`)かわいくねぇぇ!!!
やっぱり「コクリコ坂」の方が可愛いですよね。
なぜこの坂道が通称コクリコ坂と呼ばれているのかと言いますと、実はこの坂道沿いにはこんな素敵な洋食屋さんがあるからなんですよ。

ハヤシライスやオムライスが美味しい、老舗の洋食屋さん。「コクリコ」
夜はイタリアン専門になっています。
なんとコクリコは、附属横坂沿いにあるお店の名前だったのですね。
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実はこのお店、コクリコ坂からの作画を担当された、漫画家の高橋千鶴さんが、よく講談社の編集との打ち合わせに使ったお店なのだそうです。
坂を下りてすぐ、音羽通りのはす向かいには講談社の大きなビルがあります。

「コクリコ坂から」がなかよしに連載されていた頃からあったお店なのですね。
少なくとももう40年ぐらい前ですね。
この洋食屋「コクリコ」の最寄駅は東京メトロ丸ノ内線茗荷谷駅より東京メトロ有楽町線護国寺駅の方が近いかもしれないですね。
丁度真ん中ぐらい?
この文京区のコクリコ坂、落ち着いた静かな雰囲気で良いですよ。
通り過ぎる学生さん達も上品で優秀そうに見えます。
お茶の水女子大学附属や筑波大学附属中学・高等学校という、日本屈指の名門校が揃ってるんですから、そりゃそうですよね。
(また近々、周辺の学校についても記事書きたいと思います)
悠仁親王殿下も現在、お茶の水女子大学の敷地内で勉学に励んでいらっしゃるのですから、やっぱり風格が違います。
この周辺を散歩しているだけでも、まるで自分が優等生になった気分になれます。
この際、年齢なんか関係ない。
でも、やっぱり「附属横坂」というネーミングはないよなぁ。。。
これはこれでシュールなのかもしれないけど、
もう少し、可愛げが欲しいところです。

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